このコラムは毎月10日マックスホームで発行しているコラムの
一部を抜粋したものです。
気宇壮大
2018/01  vol.195
 明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 あらためて当社の昨年を振り返ってみますと、震災後ほどなくして取り組んだ近隣地域での商業施設開発が無事オープンを迎えました。また、住宅関連では自社分譲並びに仲介も含め約60区画の宅地を供給致しました。賃貸住宅においては、新築アパート・貸家住宅の供給、そして今春完成物件の企画も含め複数の現場に携わることができました。これもひとえに皆様からの情報の賜物とあらためて感謝申し上げます。一方で、販売・賃貸の両面において震災特需も一段と落ち着き、地域間格差が一層加速するなど今後のマーケットへの不安も垣間見えはじめた年でもありました。
 さて、本年は戌年でございます。NHKの大河ドラマでは明治維新の中心人物西郷隆盛氏を主人公とした「西郷どん」がスタートしました。その西郷どんが引き連れる薩摩犬「ツン」は穏和で従順、警戒心の強い犬だそうです。相場の世界では「戌笑う」との格言があるそうで、文字通りこれを象徴するかのように年明けの東京株式市場の大発会では、日経平均株価の終値が741円高を記録し、幸先の良いスタートを切ったと言えます。これから年度末に向け、大企業の決算予想も良好のようですので更なる株価の更新が期待できるかもしれません。また、百貨店各社の初売りも出だしは好調だったようで、高額商品の売り上げに加えて「コト」を売る企画商品にも人気が殺到したようです。こうした消費動向は人々の心と財布の余裕の表れと言えるのではないでしょうか。更に今年は紳士モノの売れ行きにも変化が見られたようで、これまで後回しとなってきたお父様方へもお金が回り始めている模様です。こちらも家計に若干の余裕が出てきた証拠と言えそうです。そして、昨年末に実施された某新聞社による主要企業へのアンケート結果によれば、この景気拡大が来年秋頃まで続くと回答した企業が最も多かったようで、多くの企業が消費増税までは視界良好との見方を示しているようです。60年前の戌年には近代日本の高度成長の幕開けを告げる東京タワーが完成しましたが、戦後の高度成長期のようにこの景気拡大を国民一人一人が実感でき、日本が再び自信を取り戻す飛躍の年となることを願います。
 不動産は、相変わらず強気のマーケットが続いています。そろそろ調整局面と囁かれながらも、意外にも息が長いのは、やはり世界的なカネ余りと低金利による影響が大きいものと考えられます。一部では物件の争奪戦が続く不動産市場ですが実態はこうです。「適正価格の良い物件が少なく、必要とされているお客様のもとに物件が届いていない」その為、結果的に我々も市場は好況にもかかわらず、販売や仲介できる機会を逃してしまうという悪循環に陥る可能性がります。そこで当社が課題として掲げるのが営業力の強化です。情報収集と企画力で、更に加速するであろう業者間の二極化において勝ち組の中の勝ち組にならなければ未来は無いと考えております。我々は決して理念なき売上至上主義には走りませんが、体力が無ければ充実したサービスや情報も提供できないとも考えます。本年も売買・賃貸共に新築物件を複数お預かり致しております。言うまでもなく既存物件との情報共有は我々の生命線とも言えます。そして、今春には新たに2件の直営コインランドリーがオープン予定です。8年程前に空室対策の一環として着手したコインランドリー事業は、世間のブームにも乗り当社の大きな収益の柱に成長しました。その8年の歩みを大幅にスピードアップし、これまで培ったノウハウと新たな試みを加えながら向こう3年内に20店舗達成を目標に掲げております。また、住宅のリノベーションや遊休地の有効活用等、一歩踏み込んだ企画にも力を注ぎ皆様に多くの感動を提供できる企業を目指して参ります。本年は下記のMISSIONに基づき「都市とみんなの笑顔を作ります」ので一層のお引き立てのほど宜しくお願い申し上げます。
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