このコラムは毎月10日マックスホームで発行しているコラムの
一部を抜粋したものです。
気宇壮大
2005/12  vol.50
 街中はクリスマス一色、年末商戦もいよいよ本番を迎え今年も残すところあとわずかとなりました。今年は皆様にとってどのような一年でしたでしょうか?
 年々と弱年齢化する凶悪犯罪等、社会の道徳が問われる中で、本来であればお手本を示すべき立場の大人たちが引き起こした多くの不正問題、特になだれ式に広がりを見せる姉歯建築士関連のマンション強度偽造問題等は、無秩序な資本主義社会の象徴と言っていいでしょう。来年こそは安全で秩序ある社会を望みたいものです。
 さて、一年の締めくくりでもありますので少し明るい話題で締めたいと思います。
(以下、オフレコなので少しカットします!)**************
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現在の中心部商業エリアでの取引事例を集めてみたところ、路線価の1.2倍から2倍という高値で取引されている土地も珍しくありませんでした。高値取引を牽引しているのは、ファンドを中心とした中古ビル(収益物件)、大手デベロッパーによる分譲マンション用地、同じく賃貸マンション・ビル・ホテル建設用地です。
これら3つの要因の中でも収益性や規模の大小等によって、例え同じ路線沿いの土地でも土地値が大きく異なります。
仙台市中心部の幹線道路を例に挙げると、路線価が坪250万円程に対し、一部では坪400万円程の高値での成約事例が確認されています。
しかし、一方では坪100万円でも買手がつきません。前者と後者では土地の大きさ等の違いにより、有効利用できる率が大きく異なるため収益性に大きな差が出るという理論です。
この現象は仙台に限ったことではありません。東京に本社を置く大手企業の本社不動産管理部の方も、東京も同様とおっしゃっていました。
これらの事例からもうかがえるように、収益還元方式が不動産取引の主流としてすっかり定着しつつあります。これらの事例は、地価二極化の序章なのでしょうか?それとも均一的回復の一歩となるのでしょうか?
来年の地価の動向が非常に興味深くなってきましたところで、ペンを置きたいと思います。
 今年もおかげ様をもちまして、大きな事故もなく一年を過ごすことが出来ました。
来年も少しでも皆様のお役に立てるよう努力して参る所存でございますので、宜しくお願い申し上げます。
末筆になりましたが、皆様の益々のご健勝を心からお祈り申し上げます。
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