<<2023年1月　vol.254>>仙台市不動産情報 仙台市の賃貸物件はマックスホームにお任せ！

2023年01月10日

　２０２３年の新春を迎え、謹んでご挨拶を申し上げます。本年は卯年でありますが、うさぎは温厚で穏やかな動物であることから「家内安全」を意味すると言われております。その飛び跳ねる姿から飛躍や向上の象徴として、新しいことにチャレンジするにも最適な年とされております。ちなみに、相場の世界では「卯は跳ねる」との格言があり、景気が好転、回復すると言われ縁起の良い年に数えられているそうです。世界平和にコロナの収束、世界が良い方向へ向かうことを祈るばかりです。

 

　昨年はロシアによるウクライナ侵攻に起因し、世界的に平和が脅かされ、食料資源の供給も不安定となり、各国の政策も転換点を迎えた年となりました。我が国も例外ではなく、国防や食料自給率の確保、エネルギー政策など、既定路線からの方向転換が迫られております。経済面では、これまで世界をリードしてきた中国、アメリカ国内の景気減速が浮き彫りになりつつあります。我が国でも物価高騰が家計を圧迫するなど、景気の先行きは不透明感を増しております。

 

　こうした中、行動制限のない年末年始を迎え、年初の初売ではその反動も後押ししてか、百貨店などの人出は昨年対比で幸先の良い数字を確保したそうです。年初の消費動向からもうかがえるように、今年は、家計の支出を抑えながらも、旅行やレジャーなど余暇への投資は積極的に行われるのではないでしょうか。一方で、我々住宅市場を取り巻く環境は、前出のいわゆるコト消費が優先される傾向が強く、住宅取得に対する優先順位が下がる可能性があります。加えて、地価の高止まりと建築費高騰、金利上昇など楽観できない状況にあると考えます。

 

　さて、少しだけ当社の昨年を振り返ってみたいと思います。１１月の新社屋移転は欠かせない出来事でありました。移転により、フリーのお客様の増加とご来店のお客様の急増は、大変ありがたいことであります。また、地域のランドマークとして、多くの皆様に認知頂いていることは、大変光栄であると同時に新たな責任を実感しているところであります。

 

　昨年も当社では多くの仲介や販売に携わることができました。新築アパートやレジデンスの供給では、商品の完成度と同時に高い入居率で施主様にも大変ご満足を頂いております。特に最近の投資動向として、土地を取得されアパートやマンションを新築されるケースが増えております。一方で、土地価格の高止まりと建築費の高騰で目標利回りが確保できないため、より緻密な収支計画が求められています。

　また、当社が他社に先駆けて投資してきたコインランドリーは新店と移転の２店舗を昨年末オープンの計画で進めて参りましたが、昨今の資材調達の関係で本年１月オープンに順延を余儀なくされました。コインランドリー事業は、昨今のブームによる競合の激化に加え、原油価格高騰により利益を圧迫しておりますが、長期的展望に立ち、今後も出店を加速し皆様の日常生活を応援して参りたいと考えております。

 

　これまで、当社業務の中核として位置づけ育ててきた宅地造成や住宅の販売においてですが、宅地の供給や仲介は従来通り推移して参りましたが、住宅販売は伸び悩みました。市場全体としては、昨年中盤まで高水準を維持してきたと考えられますが、近年販売専門会社の台頭が見られ、競合は益々激化することが予想され、独自の戦略の確立が課題と認識しております。

 

　本年は、建売住宅の販売代理をはじめ、宅地の開発など、従来の路線を確保しながら、マンションや住宅の買取り再販事業も強化し収益を確保したいと考えております。また、商業店舗の誘致や自社物件の取得にも積極的に取り組んで参ります。賃貸マンションやアパートでは、これまでのノウハウを生かしながら、新築の企画や中古物件の仲介など、お客様の資産活用に重点を置き、相続対策などコンサルティング的な役割を強化したいと考えております。

 

　本年は次のミッションのもと、皆様に寄り添いながら積極的に事業展開して参りますので、昨年以上のお引き立てをお願いし、新年のご挨拶と致します。

 

Mission2023

我々は、日ごろから心身を磨くことに努め、創造力と緊張感を持続し、スピードと質の高い情報提供を心がけ、お客様の期待を超越するパフォーマンスを発揮し、互いの幸福をもたらすこと。